ディーン(仮)のブログ

大学時代の思い出を書きなぐっています

転職を迷っている君へ

今日は転職を迷っている君に、自分の体験談から一つアドバイス(と言ってはおこがましいが、)をさせてほしい。

 

24の10月、僕は2度目の転職をした。

 

なかなか世知辛い世の中だと思ったけど、

まあ普通の人は世の中じゃなくてお前がずれているんだというだろう。

 

実際に転職の面接をした際は、履歴書を見ながらかなり難色を示した面接官がいた。

「う~ん、二度目ねえ」

「ぶっちゃけどこにいてもそんなに変わらないと思うんだよね、キミシダイだと思うんだよ。」

 

面接官のいうことは一理あると思った。

ぶっちゃけどの程度活躍できるかは同じ業界であればなおさらその人次第だ。

 

だが、業務の内容や待遇による日々のモチベーションの違いは会社によってまったく異なる。

 

1社目はパソコンを1日中使う仕事で、2社目は個人別の塾講師だった。

まず、これだけで業務内容が全くといっていいほど違う。

1社目は目を酷使したことで体調を崩し、やめざるをえなくなった。

それを「やめる必要はない」という結論に至るのはその人がたまたま境遇に恵まれていたか、または他人の事情を推測する推測力が欠如しているかである。

 

あなたは僕本人ではない。

わかろうとしたって本当にわかりきることなんてできやしないのだ。

ましてや何十年付き添った夫婦でさえも本当の心の内はわからないというのに。

 

ただ、面接官の言うことも全く理解できないということではなかった。

 

確かに2社目を1年でやめたということは「経歴上」軽率だった。(99%後悔していないが)

確かにコロナ下にあってもやりようではまだまだ努力して活躍できる余地は残されていたし、世間一般の評価からするとそうするべきだったんだろう。

 

ただ、それをするにはあまりにも給与が低すぎた。

あの時、僕は間違いなく自己評価を高く見積もっていて、

レベルの高い環境で、正しく努力すれば自分の教務力(授業力)は

必ず伸びると思っていた。そして、給与は僕の潜在能力に対して正当なものでは

ないと思っていた。

 

つまり、この環境自体は僕にとってめちゃくちゃレベル、待遇が低い環境で

ここで時間をつぶすのはもったいないと。

 

また、こうも考えていた。

会社というのは所詮独立前の修行場、資金集めの場であって

何のスキルも得られないのに会社のために働くというのは考えられない、と。

 

そして、そこに、残業代をごまかした塾長への不信感も相まって僕は2社目をやめる

ことになった。

もう、こんな人間がトップにいる会社にはついていけない。

ここはおれがいるべき会社ではないと。

 

傍から見れば、世間のことを何も知らない青二才が思い付きでやめたようにしか

見えないだろう。

現にそう思われても仕方がない。

僕がいくら正論を並べたところで、2年で2社やめたということはゆるぎない事実だし、

やめるならまず入る前になぜもっとしっかり調べなかった?ということになる。

 

やめるならなぜもっと前に調べなかったか?

 

調べられるなら徹底的に調べていた。

だが、インターネット上に書かれている情報というのは本当に一握りだ。

上に立つ人間が、それっぽい言葉をきれいに並べ、すごいクリーンで

社会に貢献してますよ!すごいでしょ!的な雰囲気を出しているのが

ホームページだというものだ。

口コミは小さい会社過ぎて全然なかった。

もしくは会社にとって都合の悪い口コミは消されていただろう。

 

トップに立つ人間が裏ではどんなごまかしをしているか、

社員に対しての教育は具体的にどうなっているのか、

退職した人の評価はどうなのか、

などのいわゆる裏情報は出てなかったのだ。

 

そして、僕は入ったあとにその事実に愕然とすることになる。

今となってはそれもいい思い出だが。

 

話がだいぶそれてしまったが、

 

「転職は悪い」と決めつける人の意見には安易に乗っからないほうがいい。

その人は君の事情をほとんど知らないし、ほんとに知っていたとしても

君ではないから君がどういう環境で育ってきて、どういう人とかかわる中で

どういう考え方を持つに至ったかまでは知らない。

 

「考え方」やいまの状況が転職を決定づける要因となる。

その行動や考え方は他人がむりやり変える権利はないのだ。

だから、本心からそれが正しい行動で、自分の行動が次につながる

という確信を持てていれば恐れるに足らない。

 

僕も3社目に転職して何度もやめたいと思っているし、

実際、入社1日目ですでに働くことが苦痛だったけど

1か月たってようやく慣れてきたし、

やっぱり転職してよかったと思えるようになった。

 

それはやはり、給与や待遇がいいことや自分が心の底から頑張れることが

業務内容だったからだ。

 

だから、君には今の環境に愚痴をはいているぐらいなら

もっといい環境を、もっといい未来を真剣に探してほしい。

 

 

君を助けることができるのはほかでもない、君自身だからだ。

 

Heaven helps those who helps themselves.

(天は自ら助くるものを助く。)

 

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